大学時代の友人の結婚式に参加してきて、まったく別のところで出会った人のことを思い出した話。

新郎新婦、お二人とも大変に幸せそうで。
特に新婦さん、初めて会ったけどとても幸せそうで。マイクに向かって語りかける度に、涙で声が濡れていて。

いかにその時、彼女が幸せだったのか。
傍目にもそれが伝わってきました。


なんだかんだ言っても、女性にとって結婚が大きなものであることは多い。
社会進出、地位向上、晩婚化&高齢出産etc。あれこれ言っても、多くの女性にとっての憧れ、夢の到達点である事実は、動かしようがないわけで。
新郎さんは自分と同い年で31、新婦さんは一歳年下でした。


そこで思い出したのは、一人の友人のこと。


約束していたはずだったのに、不意に暗礁に乗り上げた結婚。
なんとかよりを戻させたかったけど、結局何もできなかったか、あるいはマイナスになってたかもしれない自分の行動の数々。

遠くない先に見えてたはずの、約束されてたウェディングが、目前で潰えた辛さは、いったいどんなものだったのか……


胃が痛みます。
考えるだけで、わかりやすく胃が痛む。
今でも思い出す度、キリキリ音を立てて。最悪胃薬が必要になるw

それでも、自分の辛さより、本人がもっとどれだけ辛かったのか…
もっと、もっともっと深く考えてあげられなかったのか。そういう後悔は尾を引くものです。


恋愛の傷は、結局恋愛でしか癒えません。
少なくともけじめが必要になる。

一時、仕事で忘れられても。
一時、趣味で紛らわしても。

思い出す時に、反動が大きくなる。
ダメージを引きずる人ほど顕著です。


一刻も早く、新しい恋を見つけて、幸せになって欲しいんですが……

自分にできることは、もうないものか。
関わらない方がいいんじゃないか。


…と、自分も引きずる性分らしいです。

自分自身のことはともかくねー。
他人のことは…辛いな。